
加藤和彦氏のあの報を聞いてすかさず
思ったのは、あの芥川龍之介の最後の
言葉・・・・
「ぼんやりとした不安」
でした。
フォークルを解散してからのロンドン行き。
60年代後半のイギリス文化から生まれた
サディスティックミカバンド・・・そして
パンクを嫌ってロンドンからサンフランシスコへ・・・
ヒッピーを横目で見ながら今度はカリブ海へと向かう・・・
ここでもレゲエやスカにはのめり込まずに、
独自のセンスを生み出して行く・・・
ゴーマンかましてもらえば、近年のミカバンド
再結成や、和幸のカバーソングは袋小路に入って
しまった結果じゃないか?
ドキドキする新しいモノがもうこれから先は
見当たらないと思ってしまったのではないか?
そんな「ぼんやりとした不安」の結果の様な
気がしてならない。
当店では色々とお買い物をして頂きました。
ポストのカバーオール、バラクータG-9、
マクレガードリズラー、JAM'Sのスニーカー
・・・etc・・・あのヒョウヒョウとした笑顔と
身のこなしが忘れられません。
GSと歌謡曲が嫌いだった加藤氏、どちらも
大好きな私としては、もっと視野を大きく、
自身の美学は美学としても、その先を歩んで
欲しかったと思います。
書きたい事はまだ山ほどありますが、これで
筆を置きます。
これからも生きていく私達にとって、来年は
より良い年であります様、共に希望を持って
頑張りましょう。
ありがとうございました。
by昨日 貫之
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- 2009/12/30(水) 12:00:00|
- 日記
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