
ノッケからレイモンドチャンドラー風かい。シブイゼ!
浦沢直樹の新作、「ビリーバッド」は頗る奥が深い内容だぜ。
マンガと現実の二重構造仕立てで、キャラがこれまた
ミッキーか
アトムか
「のらくろ」かはたまた
フィリックスかってなカンジ。
柴田哲孝氏の「下山事件・最後の証言」を元ネタにしてるのは間違いなし。
銀座4丁目の亜細亜興産ビルに眠っている金塊なんて、そのまんまじゃね?
そして、いきなりの白洲次郎の登場。ハードボイルドしてるぜ。
「ルーズベルト秘録」のソ連コミンテルンによるスパイや、GHQ内の
共産主義者の暗躍など、ソートー調べ上げてやがる。
田村泰次郎「肉体の門」的風俗もさらに良し。
「お月様がきれいなせいだよ」・・・泣かせるぜ。
そしてラストは・・・半村良「産霊山秘録」もビックリの味付け。
「妖星伝」っぽい伝奇的展開も期待をそそる今後に、目がはなせなく
なりやがった。
byオラッチ
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- 2009/07/21(火) 12:00:00|
- 日記
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