
あの今昔和歌集で有名な藤原定家の直筆が見つかったと
言う話題が新聞に出ていました。
藤原定家と言えばワタクシの大師匠、紀貫之先生の遠い親戚に
当るお方で、大伴家持ともつながりがある大変なお方です。
この直筆、やっぱり民間の方が大切に保管しておったのだそう。
「なんでも鑑定団」じゃないけれど、こういった物はやっぱり民間で
なけりゃ残らない訳で、本当の好事家が大切に持っているべき物でしょう。
国や地方の自治体に保管をまかせたら、どうなる事やら・・・。
だって地方の役人なんて、自分の金を使うわけじゃないので、
お宝に対しての思い入れなんてある訳がない。
現にカビだらけの壁画やボロボロになった重要な建物なんぞがヘーキで
ほったらかしなんだから。
やっぱり、富は民間に持たせるべし。
そして好きな様に使わせたらヨロシイ。
そうする中で、伝統技術や美術品や大切な文物が残って行く訳です。
今、わが国にある重要な建物や庭園や美術品は皆戦前の民間人の
持ち物だった訳で、戦後の財閥解体や公職追放以後は、民間は全部
ビンボーに成り果てた次第。
ここらでひとつ再び民間に富が残る様な思い切った政策を、
アソーさんたのんます。
BY昨日 貫之
夏物新商品続々入荷中!
TAMAMI WEBSITEにもぜひお越し下さい。このブログ気に入って頂けたら
↓ワンクリックの応援、お願いいたします。
- 2009/04/27(月) 12:00:00|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0