
あの秋葉原の無差別殺人から時を置かずして
発売されたゴヒイキ柴田哲孝氏の新作。
インターネットとサブリミナルを組み合わせた恐怖の犯罪小説だ。
今、現実に起こっている社会犯罪との相似性に慄然とさせられる内容だ。
本の中にも出てくるが、今のネット世界は何でもありの無法地帯の為、
悪用しようと思えば何でも出来てしまう所が恐い。
規制が無いと言う事は自由で良いことの様だが、とんでもない。
根本は、生身の人間同士のぶつかり合いが希薄になっている事から来る孤独感なのだろう。
自と他を明確に区別出来、かつ自と他を共に愛せる生き方を持たねばならぬと思う。
それにしても柴田先生、今回はあのハードボイルドな文体や小道具が
イマイチで、チョっと残念でしナ。
byオラッチ
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- 2008/08/02(土) 12:00:00|
- 日記
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