升本喜年の
「田宮二郎」読了。
いやぁ大変な力作デス。
遅れて来た「映画スター」のつかの間の喜び、その後の野心、努力、挫折、悲哀がモロに心を打つ。
私がリアルタイムで観ていたのは、
松竹映画「人生劇場」「追い詰める」「怒れコブラ」「剣と花」あたり。
「タイムショック」でお茶の間では御馴染みだが、やはり映画スター。
加藤泰の「人生劇場」は大傑作!田宮二郎の代表作と言えるだろう。
本人の意図とは別に、大衆映画路線を突っ走って来た氏の生涯の代表作が社会派の「白い巨塔」だというのが、
悲劇だったのではないだろうか?
Byオラッチ
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テーマ:俳優・男優 - ジャンル:映画
- 2007/08/10(金) 12:00:00|
- 日記
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