
かつて福田恆存は「保守とは町の蕎麦屋を守ることだ」と看破した。毎日、とは言わないまでも日常に通う店、つまりは自分の生活スタイルを保持すること、そのために失われやすいものに対して鋭敏に、かつ能動的に活動する精神を保守と言う。
戦前の日本は、まがりなりにも治者であった。自分の国家の存立を自力で成し遂げただけでなく、アジアがどうあるべきかという構想を持ち、それを作り、運用しようとした。
それが戦争にいたった訳だが、だからと言ってその経営の意志、責任感までも否定できるものではない。戦後の日本は国際社会に対する治者としての姿勢は、ほぼ全て喪失した。アメリカの保護のもとで、ただ自国の繁栄だけを追求してきたのだ。しかも冷戦が終わり、アメリカの保護を失ってもまだ治者の覚悟が持てず、被治者のままである。このまま国が、国民の多くが被治者のままでい続けたなら、日本は亡びる。
80年代に、ふくよかな姿で活躍された福田和也さん。
ずいぶんスリムになってびっくりしたが、まだまだ「保守再起動」へ、つき進んで下さい!
by 昨日貫之
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- 2023/11/27(月) 12:00:00|
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